みてきた中国:「人民こそ主人公」2の2

訪問団のぞろぞろ歩きに飽き、勝手に行動。
小学生に卓球で負けたり、自転車群団の中でペダルを踏んだ。『ヤァ、陳さん、呉さん、孫さん。ボクも柳(りゅう)さんだ』と、人民の中に入り込んだ感激。精神愉快」。


自転車を貸したヘンな男が、なかなか帰って来ない。宿舎に戻ると、ひと騒動あったようだ。
写真の自転車籠に見えるミカンを差し上げ、彼女に機嫌を直して頂いた。

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「居住者ではなく、通過者だからウレシがっておれる。
素足の田園生活。電化もされないのどかさ広さ。ヤミ市さながらの商店街。民生品が並ぶ百貨店。文化とは、ぜいたくなもの。
モノの豊かさではない。貧しい中にも自分の心を和(なご)ませてくれたのは、人々の澄んで輝く目のせいか」。

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「帰りに寄った香港が毒々しく感じた。両極端の世界を短期間で目の前に並べられ、人間の幸福は物質の多寡だけではないと思った」。


香港のガイドが言う。「ほら、あのビルの蔭に居る、あのオバちゃんはスリです」。
昨日まで観た、のどかな田園とは正反対だ。土地の狭い香港島。高層ビルやアパートが林立。な、なんと!坪単価が7千万円だという。
横に広げず、上に伸ばすしかない。

「初めての山々を自分は驚きの目でみる。
あの山だけしか見たことのない桂林の人々は、『驚くことはない。山とはこういうものだ』、と言うだろう。この人達に桜島や富士山、はたまたカナディアン・ロッキーやキリマンジャロを見せてあげたい。
人民こそ主人公。中国はこれからどこへ行くのだろうか」。


天安門事件で、民主化の遅れに各国から非難を受けていた。
当時の中国指導者曰く、「人民こそ主人公」。その言やよし。
25年前の中国は、みんなが同じように貧しかった。そのためか、人民には等しく不平不満はなかっただろう。
25年経って北京、上海を見た。オリンピックや万博を控え、中国経済は過熱しているが、地域や個人の経済格差が極めて激しいようだ。
年収3,500円の家族が居る反面、5億円のマンションに住む人も居る。3,500円は日給ではなく、年間の収入だ。これで共産主義国だと言えるのだろうか。
中国はこれからも、何処へ行こうとしているのだろうか。

《講評》
稚拙な文章ですが、たどたどしい中にも懸命さが感じられます。 「桂林(中国)の人々は、あの山々、共産主義という山しか知らないし、知らされていない」、こう言いたかったのですか。そして、あなたが見せてあげたいものは自由主義という山々なのでしょうね。
審査対象からも外れましたが、落ち込まずに努力を続けてください。あなたが、もっと読書量を増やせば、文章力もアップします。

 
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